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written by K.Yamasaki



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2011年10月2日
章を改めて、球打ちの最新のまとめに挑戦してみたい


球打ちのまとめを記録するにあたって:


球打ちの極意はどこにあるのかを自問自答してみた。

それは切り返しの巧拙であろう。 すべては切り返しを効率よく行うための方法でしかないであろう。 極論するならば、切り返しさえ効率よく行うことができるならば、球打ちはとても簡単になるといえるであろう。 従ってこの章では、切り返しの体得を目的とした必要な諸技術および考え方をまとめてみることにしたいと思う。

切り返しの効率的な動作を体得するための鍛錬方法として、一番長いドライバーを振りきれる範囲内で重くする。 単に、総重量を増やすだけではなく、ヘッドスピードがよりスイングに負荷をかけるようにするため、ヘッドよりのシャフトネック部分に重量をふやすことにする。

ドライバーのシャフトネックに単三乾電池2個(25gx2)をガムテープ(約5g)で貼り付けて素振りをする。乾電池を貼り付ける前のドライバーの総重量が315g、SWがD1くらい。従って、単三乾電池貼り付け後のドライバー総重量は370gくらいになる。そしてSWはE9以上、測定不能だ。

このドライバーを振り切るためには、トップからの切り返しでのグリップの巧拙が大きく影響するだろうと推測される。。目的は、その感じを体得することなので、丁度よいだろうと思われる。

切り返しの巧拙の判断と手首の鍛錬強化と、切り返し時の両手の使い方を整理するためだから。


乾電池2ケを貼り付けたドライバーでの素振りの開始

早速素振り鍛錬を開始した。

判明したことは、グリップがとても大事になるということ。グリップの良し悪しは、切り返しの巧拙と密接にリンクしていること。特に右グリップの重要性には注目すべきであろう。

ヘッドが効きすぎる以上に効いているので、すこしでもプレーンを外れると、ヘッドが悪さをするのだ。すべてに悪影響を与え、切り返しの効率が悪化する。右グリップの重要性は、ヘッドがプレーン上を正しく走るようにコントロールする役目を持っていると言えるであろう。

更に判明したこと:

体(腰)のキレの重要性が再発見されたことだ

インパクトまでは、今までの鍛錬により体の切れが相当程度体得できているが、インパクト以降の体の切れが不足しているようである。ヘッドが走るほどに、そのキレが求められる。

体の切れが不足したときに発生する悪影響とは:

手首への不必要な負荷がかかり、ヘッドスピードが減速する。 体的には手首を痛める原因につながるものだ。

更には、必要以上に手元が飛球線方向に出すぎてしまうことになる。それは、球の捉まりの悪さに直結する。このまま放置しておくと、インパクトでヘッドを返す動作を体が求めてくることになり、スイングを壊す原因ともなる。

さらには、体への負荷がかかりすぎることで、小生のような年配者にとっては体を壊す原因にもなる。
つまり、インパクト以降の体の切れとは、ヘッドスピードにシンクロした体(腰)の回転が必要になるということだ。ヘッドが走るほどに、その体の切れが求められるということだ。それは体にとっても無理がなくなるということにもなる。

逆説的にいうならば、ヘッドが走っていないのに、体だけをスピーディに回しても、何の効果もないことだろう。むしろ弊害の方が大きいだろう。ヘッドの振り遅れ現象だ。これを何とかしようとすると、手先を使うことになるだろう。ボディターンが重要だからといって、それのみに注力するならば、結果は芳しくないということが結論になる。

こうしたことの根本原因は全て、切り返し動作と密接にと関係している。

アドレス、バックスイング、トップの位置、インパクト、フォロースルー、フィニッシュ、これらは全て切り返しの巧拙に関係している。

切り返し時点までは、切り返しを効率よく行うための諸動作であり、切り返し後は、ヘッドの走りを阻害することなくフィニッシュへと向かう結果にあたる部分である。

切り返しが効率よくなされた場合には、その後は積極的な動作は必要ないといえる。

それはちょうど、ブランコを片方の頂点から、パワフルに下降を開始させることに似ている。切り返しとしてのイメージ概念になるものだ。下降を開始したあとは何も出来ないのである。あるのは、ブランコがもう片方の頂点へとスムーズに到達スルのも見守るだけである。

ゴルフにおいてのスイングも全く同様である。切り返しがパワフルになれば、ブランコの最下底のスピードがアップするのと同じ理屈である。

ゴルフスイングの場合は、両肩の幅の分だけ、サイクロイド曲線に近似することにより、最下底(インパクト)でのヘッドスピードはブランコの比ではなくなる。

言ってしまえば、某有名プロの言っている、球打ちのスイングとは 「上げて下ろすだけ」という一言に集約されるであろう。切り返しのことだ。

現在の素振り鍛錬から考察できることは以下のようになるであろう。

昔(30年以上前くらいか)に較べて、ゴルフスイングに関してのメカニズムの分析が進み、その情報も身近になり、誰でも知ることができるようになった。レッスン書も巷には溢れている。その気になれば、必要な情報は手に入る。もっと言えば、情報過多になる。

球打ちは肉体的動作である。全ての動作には、バランスが求められる。いや逆説的な言い方をするならば、バランスを求める動作が肉体的動作といえるのではないだろうか。バランスを考えるときに、重心を無視した考え方は禁物である。質量があり、重心があるからこそ、バランスが必要になるのであるから。

「サイクロイド打法」の基本となるのは、「右向け右・左向け左」と剣道の「お面」打ち」動作を複合化した動作だ。こ2種類の動作が体得できていない限り、当ブログで述べていることは、理解することは困難であり、体得することはもっと困難になるであろうと思われる。


2011年10月10日
シャフトの撓りを積極的に活用する鍛錬


過去には、トライしたことはあっても、鍛錬のテーマにはしていなかったこと、シャフトの撓りを活用した球打ちに挑戦を開始した。


大分前のことになるのだが、ジャンボ尾崎のスイングを分析していたときのこと、ジャンボのスイングは、一見すると、インパクトで伸び上がっているように見えていて、何となく違和感を覚えていたことがあった。

その時は、その理由が全くわからなかった。60歳を超えた今でも、若い者に負けない飛距離をキープできている。現在、シャフトの撓りを活用した球打ちの鍛錬を開始したばかりなのだが、ひとつ気づいたことがある。

それは、ジャンボのインパクトでの伸び上がりのイメージについての違和感は、シャフトの撓りを積極的に活用していることと関係しているのではないかとの思いである。そこで色々と調べてみた。

その結果、ジャンボのスイングの特徴の一つとして、シャフトの撓りの使い方がとても優れていることが判明した。

現在、プロの飛距離が伸びているのは、ヘッドの効率化を追求した性能の向上にもよるのだろうが、一番の理由として考えられるのはシャフト性能の向上によるものではないだろうか。

スイングは、100人いれば100通りがあるだろう。インパクトもそれぞれに異なるだろう。自身のスイングによりマッチしたシャフトが求められるということであろう。

だが、一般のゴルファーにとっては、自分に最適なシャフトを見つけるのは容易なことではないだろう。スイングが出来上がってているのならば、それもある程度は可能であろうが、発展途上のゴルファーにとっては、レベルが上がるごとに其の時々での最適なシャフトを見つけなければならなくなる。コスト的にもこれは相当プレシャーになる。

一方で、プロは、特に一流のプロにとっては、そうしたシャフトを手に入れる環境は整っている。

シャフトの撓りを活用するには、インパクトで手元が止まり(これは静止することではない)、ヘッドが撓り戻りのパワーにより手元を一瞬で追い越す状態になることが必要となるだろう。

そのため左グリップ、左腕へには相当な負荷が発生する。鍛錬の必要性がでてくる。また、スムーズなスイングを求めるならば、体の左への回転とも同調させなければ、手元を止めること自体がブレーキになってしまい、撓りを活用するどころではなくなる。

具体的には、インパクト以降の腰の回転のキレとフォロースイングがとても大事になるということにもつながっていくだろう。

シャフトの撓りを活用することを体験するためには、スイングの大きさを小さくして、ハーフスイング以下の大きさで、インパクトで手元を止めてみる。 腕、手首、脚などに相当な負荷がかかるのが分かるだろう。また実際にそれで球を打ってみる。それだけで球は結構飛んでいくものだ。

微にいり細にいる。

ヘッドが走るということの意味合いが体得できたように思う。腕力でヘッドを走らせることとは次元の異なるヘッドの走りだ。

インパクトでシャフトの撓りを活用したヘッドの走りは高等技術といえるだろう。一流プロは一様にこの技術は体得しているはずだ。

オチョアのスイングを分析している時に思ったことだ。どうしたらインパクトでこのようなシャフトの撓りを出せるのだろうとズッーと頭の隅に残っていた。

それがやっと判明した。

右グリップと左グリップの役目は異なることと関係しているようだ。

右グリップを返す動きによってそれを行うのではなく、左グリップを止めることで、シャフトの撓り戻りが起こり、ヘッドが手元を追い越す。それにより、右グリップが走り、左グリップを追い越すことで、所謂手元の左へのターンが起こる。

それは、手元を返すということの表現の仕方が異なるのではなく、中身が全く異なる。

左グリップを止めるからこそシャフトの撓りを使ったインパクトが可能となる。

後日、オチョアのインパクト前後をイラスト化してみたいと考えている。その時は、当記録にアップする予定。暫く待っていて欲しい。


2011年10月16日(日)
50g錘つきドライバーの素振り続行中


25gx2の錘を貼り付けたドライバーでの素振りを開始してから2週間が経過した。


手元を止めるスイングが自然にできるようになってきてからは、ヘッドが出す風切り音がフォローでするようになってきた。

このクラブでヘッドスピードを上げるには相当な体力が必要となる。手先で振ることは殆ど不可能。左グリップ、左手首、左の腕全体、なかでも左肘、更には左脚の鍛錬・強化につながっている。

思いつきでアイアンを振ってみた。  当初はとても軽く感じた。 

フルスイングしてみた。
全てのアイアンが同じような感じで振れるようになっているのを発見した。
 今しばらく、50g錘付きドライバーでの素振りを続けることにする。


昨夜、バガボンドを再読してみた。武蔵と沢庵坊とのやりとりの場面だ。

沢庵坊の言葉、「我は、天とつながっている。運命は完璧に天によって決められている。そして自分は完璧に自由だという感覚を得た。」

武蔵の言葉、「それは、オレには良く分からないが、剣が最高に走っているとき、体の真ん中に光を感じるときがある。その時は、完璧に自由であると感じることができる」

正確ではないが、こんな調子である。 具体的には、バガボンドを読んでもらうしかないだろう。

これに似たような経験は、皆さんにもキット一度くらいはあるであろう。

それは、何も考えることもなく、リラックスできていて、とても自然にスイングができたときの感じではないだろうか。そして期待もしていなかった最高のナイスショットがでたときの感覚ではないだろうか。どのようにスイングしたのか良く分からないけれども、ナイスショットを放ったときのように。

たまたま、天とつながったショットが打てたのであろう。2度と打てないかもしれないが。だが其のショットは現実のものなのだ。


それらはさて置き、昨年(2010年)の4月以来素振り続行中である。すでに素振りを開始して以来、1年半が経過した。その間実際の球打ちを行ったのは、10回にも満たない。実際のラウンドもショートコースでの2・3回程度である。直近のショートコースでのラウンドは、8月中ごろであった。アイアンの飛距離が1番手ぶん伸びていた。7番アイアンで150ヤードくらい飛んでいくようになった。

ドライバーの50gの錘を外して、スイングしてみた。

何ともドライバーが小枝くらいの軽さに感じられることか。

ドライバーのヘッドが風を切る音か随分と変わってきた。スイングレベルが進歩しているのであろう。 しかも風きり音がフォロー後に出るようになった。

インパクトで手元を止めて、撓りを活用したスイングを追求しているが、それが大分体得できているように思う。

感じでそれが分かる。積極的に手元を振ったときと、手元を止めて撓りを使ったときとでは、体の感じがまるでことなる。恐らく外見からはその違いは見えないだろう。


以前、ジャンボのスイングに何か違うものを感じていたのはまさにこのことであったのか、と合点がいく。


振り切っていないのではとのイメージがどこかにあったのだが、それは間違いであったようだ。ジャンボの飛距離が今でも落ちていないのは、インパクトで手元を止めるスイングによって、シャフトの撓りを最大限活用しているのではないかと合点がいった。

但し、これは高等技術の部類に入るものだと思う。振り回す方が楽なのだから。手元を止めてシャフトの撓りを活用するには、相当の鍛錬を必要とするようだ。


インパクトで手元を止めてシャフトの撓りを活用したスイングを追求しているうちに、新たな発見に遭遇した。

この発見も素振りにて体とのコミュニケーションをとりながらの発見なので、正しいものであろうと自負するものだ。既に、人から教わるレベルを超えている関係で、自己鍛錬による以外にレベルアップの方法はない。あるいは、スーパープレーヤーの技を盗むなどのはかに術はない。

ミケルソンのインパクトとジャンボのインパクトが小生の中で融合した。 残るはフレッドカプルスなのだが、彼に関してのスイング写真が手に入らない。

切り返しを反復練習していて、インパクトで手元を止めてシャフトの撓りを活用する術を練習していて、もっとスイングスピードを上げるにはどうすればよいのかと検討しているときに判明したことがある。

それが、切り返しの初期動作を腰の左へのラテラルムーブにて行うというものだ。


一般的には、左足親指への体重移動によって行うと表現されているが、また、ボディーターンによって行うとも表現されているが、これらは全てミスリードしやすい表現ではないだろうか。

骨格的に検討するならば、腰の左へのラテラルムーブにより、左股間節が閉じる動きを発生し、右股間節は開く動きを引き起こす。

これら両股間節の動きにより、腰の回転が始まる。腰の左へのラテラルムーブを行うことは、トップでの重心位置を左サイドへ移動させることになる。移動量は、経験と鍛錬により人それぞれによって異なる。鍛錬を積めば積むほどに、ほんの僅かな移動量によって求める動作が始まる。最初の内は、ある程度の移動量がないと、所定の動作が確認・体感できないであろう。

腰のラテラルムーブにyってダウン(切り返しを含む)が開始されるようになると、ロープ状態になっている腕の振りを意識することはなくなり、極めてスムーズなスイングになるに違いない。

腕を振る感覚ではなく、腕をボールに直線的に振り下ろす感覚になる。振り下ろした手元は、シャフトの撓り戻りによってヘッドに追い越される。 ヘッドが手元を追い越すパワーを阻害しないようにするのが、インパクト以降のフォローからフィニッシュへ向かっての腰の更なる回転だ。

その結果、フィニッシュでは全体重が左脚の上に100%乗ることになる。つまり I 型 フィニッシュである。腕はネックに絡みつくように収まることになる。

注意すべきことがあると考えられる。 それは、トップから腕をインパクトに向けて振り下ろすときに、手元を返す動きを意識的に行ってはいけないということ。 インパクトへ向けて、トップでのコッキングをリリースする動作だけに注意すべきということになる。

といってもこれだけでは理解することはまず無理だろう。 人体の骨格を考えてみると分かりやすい。手首と腕の骨が密接に関係していることを考えて見よう。

手首をコックすると腕が内転する。リリースすると外転する。このような手首と腕との骨格的な関係に注目してみると、コックをリリースすることに注力するだけでよいことが理解できるだろう

次に大事なのは、インパクト以降、手元の動きにブレーキをかけないようにするため、腰の回転を加速し続けることだ。


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